ミチルです。
マイクロフォーサーズレンズのレビュー記事第3弾。
第3弾は望遠レンズ。
私がマイクロフォーサーズで一番最初に購入した望遠レンズ、
オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R」
です。
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基本スペック
・焦点距離 40-150mm(35mm判換算80-300mm相当)
・レンズ構成 10群13枚
・画角 30° – 8.2°
・最短撮影距離 0.9m
・0.16倍(35mm判換算 0.32倍相当)
・最大口径比/最小口径比 F4.0 (40mm) – F5.6 (150mm) / F22
・大きさ Ø63.5mm × 83mm
・質量 190g
メリット
1.望遠レンズ屈指の軽さと小ささ。これぞマイクロフォーサーズ
このレンズの最も大きな特徴はその「軽さと小ささ」だと思います。
望遠レンズとは思えない軽さ。なんと190g。
一般的なキット望遠ズームレンズの約半分くらいです。
大きさも一般的な一眼レフの標準ズームくらいの大きさです。
この軽さと大きさで換算80-300mmが撮影できるんだから、それだけで100点満点上げたいくらいです。
マイクロフォーサーズの小型軽量を見事に体現したレンズと言えるでしょう。
2.とにかく安い。
とにかく安いです。
Amazonで新品で1万5千円切ってます。
中古で探そうと思えば5千円台からあります。
(ここだけの話、キットレンズを買取店などに売った人が大量にいると思われるので、近所のハードオフやブックオフに行けばまず間違いなくあると思います笑。私の近所のハードオフだとこのレンズだけで3,4本あります)
3.それでいて描写も妥協していない。非常に良い写りをする
軽くて小さくて安い…描写は大したこと無いんでしょう?と思ったら大間違い。
このレンズ、キットレンズとは思えないとても良い、オリンパスらしいハッキリキレイな写りをします。
広角端から望遠端まで、非常にキレイです。


デメリット
1.望遠端がちょっと物足りないかな…と思うときがたまにある
正直ここまでの写りでこの安さだと全てトレードオフになる気もするんですが、強いて欠点をあげるとするならば、望遠端が若干物足りないと感じるときがあるくらいです。
例を上げると、キャノンのAPS-Cの望遠キットレンズの望遠端は250mm、換算だと400mmになります。
それ以外のメーカーのAPS-Cでも375mmになります。
それと比較すると、若干望遠端が足りなく感じます。
その場合は、パナソニックから「LUMIX G VARIO
45-200mm F4.0-5.6 Ⅱ MEGA O.I.S.」というレンズが出ています。このレンズも比較的安価で、望遠端は換算400mmまで行けるのでオススメです。
その他にもマイクロフォーサーズは換算600~800mmレベルの超望遠レンズが小型軽量でいくつかラインナップがあるので、自分好みの望遠レンズを探してみるのも楽しいです。
マイクロフォーサーズレンズ公式リンク
作例
全てJPEG撮って出しです。
ボディはE-M5 mark2、GX7mk2です。





今後も適宜追加していきます。
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まとめ
小型軽量、そして安い上に描写も妥協していない。
マイクロフォーサーズだからこそ出来るレンズなのではないかなと感じます。
街歩きスナップでも活躍できるし、山岳撮影など荷物を軽量化したいときは特に役に立つレンズですね。
マイクロフォーサーズの機動性をうまく活かした非常に有用なレンズだと思います。
ではでは。

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