ミチルです。
ご無沙汰しております。
リアルのほうが色々とゴタゴタしておりまして、中々ブログを書く気力が起きなかったのですが、ネタはいくらでもあるので久々に書こうと思います。
タイトルの通り、メモリをオーバークロックしました。
使用CPUはRyzen 7 2700X、マザボはASUS PRIME B450M-Kです。
2700Xのメモリの最大定格動作は2933MHz(AMDのHP参照)ですが、3200MHzまでオーバークロックしました。
結論から言ってしまえば、無事オーバークロックに成功し、ブルスク等もなく安定して動作しています。
ただそこに行くまでちょっと紆余曲折ありまして…
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私の購入したメモリは、G.SkillのF4-3200C16D-16GSXWB(8GB×2枚=16GB)です。
購入時は店頭POPにもデカデカとDDR4-3200と書いてあるため、挿せば3200MHz動作するものだと思っていました。
だがそれは甘かった。
BIOSで確認してもタスクマネージャーやCPU-Zで確認しても2133MHzとなっているのです。
ある程度PCに詳しい方ならもう分かったでしょう。
そう、私はXMPの存在を知らなかったのです。
現在販売されているオーバークロックメモリの多くにはSPDの動作周波数とXMPの動作周波数が存在しています。
簡単に言うとSPDが基本の動作周波数、XMPは拡張された動作周波数で、BIOSからプロファイルを読み込むことでXMPの動作周波数でメモリを動作させることが出来るようになるのです。
よく調べてみると、今回買ったG.SkillのメモリのSPDは2133MHz、そしてXMPが3200MHzだったのです。
そのため、AMDであるRyzenCPUではXMPの動作周波数は使えない…かと思いきや、実はそんなこともなかったのです。
メーカーにもよりますが、Ryzen用マザーボードでもメモリをXMPで動作させるプロファイルをBIOSに内蔵していることがあります。
プロファイルの名称はメーカーによって異なり、私の使うASUSでは「D.O.C.P」というものでした。
その他、私の調べた限りだと、MSIでは「A-XMP」という名称が使われているようです。
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そんなこんなで、私はBIOSからD.O.C.Pのプロファイルを読み込み、無事RyzenでXMP動作をさせオーバークロックに成功したというわけでした。
メモリにもIntel向けとAMD向けがある…いい勉強になりました。
他の方のブログ等を拝見したところによるとメモリのOCによる性能上昇は0~5%くらい、とのことで、正直体感できる差があるかどうかは分かりません。ぶっちゃけ自己満足の世界です。まあでも私としては今回色々勉強になったので良かったです。
それでは。良いPCライフを。ミチルでした。
(最後に一応書いときますが、メモリ等含めオーバークロックはメーカー保証外の行為であり自己責任の世界です。PCが起動しなくなったり、データが消失したりするなどの可能性が全くないとは言い切れません。自分でどうにか出来る方が行うことを推奨します。)
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