ミチルです。
皆さんはVA-11 HALL-A(ヴァルハラ)というゲームをご存知でしょうか。
プラットフォームはSteam、PS4、PSVita、Nintendo Switchです。
海外発のゲームですが日本語対応していて、開発者さんが日本文化が好きな方であることから、日本語訳が素晴らしいんですよね。日本向けに開発したんじゃないかと思うくらい。
サイバーパンク・バーテンダー・”アクション”というサブタイトルが付いていますが、実際はアクション要素は(ゲーム内ミニゲームを除き)なく、ビジュアルノベルの一種といえます。
主人公の「ジル」が、バーに来る様々な常連さんやお客さんと会話しながら、オーダーを受けカクテルをお出しする、その中でお客さんの様々な表情や抱える問題、葛藤を見ていく、そんなゲームです。
その問題や葛藤を解決できないことのほうが多いです。だって、ジルはただのバーテンダーだから。
だけれども、お話を聞くことは出来る。だって、バーテンダーだから。
ジル自身も完璧な人間ではありません。色々な問題を抱えています。
だけれども、常連さんやお客さんとの会話、同僚であるギル、上司であるデイナとの関わりの中から、少しずつ変わっていく。
サイバーパンクという退廃的な世界観の中で少しずつ動いていくそれらの物語が、儚く切なくも、どこか心が暖かくなるような、そんなゲームです。
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私は去年このゲームと出会いました。
今まで出会ったゲームの中でも、トップクラスにお気に入りのゲームになりました。
元々ビジュアルノベルが好きだったのもありますが、ジルやお客さん含め、一人ひとりがとても個性的なんですよね。
やっと本題に入りますが、ゲーム中に「キラ☆ミキ」というアイドルアーティストが出てきます。
彼女もとあるキッカケでバーを訪れ、ジルや周りの人々とお話しながら物語は進んでいきます。
んで、劇中に出てくる彼女の曲が2曲あって、1曲が「Your Love is a drug」、そしてもう1曲が「Shine Spark」なんですよね。
ボイスがないゲームであることから、劇中ではこれらの曲の歌詞は明らかにされないのですが、とあるアーティスト「Adriana Figueroa」さんが作曲者のGaroadさんとコラボして、ボーカル付きで曲が聴けるようになったんですよね。
曲は本人のYouTubeチャンネルから聴くことが出来ます。
“Shine Spark” (Official Version // VA-11 HALL-A) (Adriana Figueroa & Garoad)
他にもAmazon Musicや該当ページ説明欄から購入ページに飛ぶことが出来るので、気に入った方は是非。
詳しくは是非曲を聞いてもらって色々感じとって頂きたいんですが、私がこの曲がなぜ好きかって、曲調もそうだけど、歌詞が素晴らしいんですよね。
(Everybody out there
I wanna see your Shine Spark
All together
We’ll make our own light in the dark
1, 2, 3 – let’s go!)
(Tonight, you guys are all stars
Don’t stop shining
You’ve made your own light in that dark
1, 2, 3 – let’s go!)
(歌詞一部引用)
劇中でもこの曲を歌うキラ☆ミキは、退廃的な世界の中でみんなを照らすアイドルであって、「輝いている」存在なんですよね。
そんな彼女が「輝くことをやめないで、あなたはもう暗闇の中で輝いているのだから」って私達の背中を押してくれているんですよね。
彼女は本当に「アイドル」だなあと感じさせてくれる曲です。
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このブログでちょっとでも気になった方は、ぜひこのゲームをプレイしたり、曲を聴いていただきたいなと思います。
Steamだと1,500円、その他のプラットフォームでも2,000円前後で買えるゲームなので、比較的手を出しやすいかと思います。
オススメです。
ではでは。ミチルでした。
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