中~低価格帯・開放型ヘッドホン「ATH-AVA500」と「K240 Studio」を比較

AKG
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ミチルです。

 

先日、新しいヘッドホン、AKGの「K240 Studio」を購入しました。

今まで使っていたオーディオテクニカ「ATH-AVA500」と比較して、どちらがどのように優れているか、どのような方に向いているかレビューしたいと思います。

価格としては3000円近く離れているため、K240 Studioのほうが優れていそうに思えますが、両方使ってみて、どちらにもメリットが有ると感じました。

中価格帯の開放型ヘッドホンで迷っている方の参考になれば幸いです。

 

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「ATH-AVA500」と「K240 Studio」のスペック比較

オーディオテクニカ「ATH-AVA500」

型式:オープンエアーダイナミック型
ドライバー:φ53mm CCAWボビン巻きボイスコイル
出力音圧レベル:96dB/mW
再生周波数帯域:15~27,000Hz
最大入力:700mW
インピーダンス:35Ω
質量(コード除く):約275g
プラグ:φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ
コード:3.0m(片出し)
(メーカーHPより引用)

 

AKG「K240 Studio」

型式:ダイナミック・セミオープン型
ドライバー:「バリモーションシステム」を採用した30㎜径のXXLトランスデューサー
出力音圧レベル:91dB/mW
再生周波数帯域:15~25,000Hz
最大入力:200mW
インピーダンス:55Ω
質量:約240g
プラグ:3.5㎜ステレオミニプラグ(金メッキ)(6.3mm標準変換プラグ付)
コード:約3.0m、ストレートケーブル(着脱式)
(SoundHouse HPより引用・形式をオーテクと統一)

 

出力音圧レベル、最大入力ともにオーテクのほうが高く、またインピーダンス(抵抗値)もオーテクのほうが低いため、音声の最大出力レベルはオーテクのほうが大きいです。

私の場合オーディオインターフェースを間に噛ませて聴いていますが、出力ゲインはオーテクのほうが少なくて済みます。

再生周波数帯域はオーテクのほうが若干高いですが、ここは気にしなくて良いレベルですね。
実際に音楽を聴いたりミキシング等する際にも別に気にする値ではないです。
(人間の可聴域は22000Hzくらいまでと言われているため)

 

どちらも比較的重量は軽いです。

 

スペック比較的にはこんな感じですかね。

 

次は実際の使用感を比較していきます。

 

オーディオテクニカ「ATH-AVA500」の使用感

メリット

・長時間視聴する際にはこちらのほうが向いている
 →聴き疲れしにくい音
・この価格帯にしては十分な音の解像度
・高音から低音まで比較的バランスよく出ている

 

そもそもATH-AVA500は外箱に「MOVIE&MUSIC at HOME」と書いてあるように、どちらかというとオーディオビジュアル向けのヘッドホンです。

そのため、映画などを視聴する際に聴き疲れしにくいような音の作りになってるのだと思います。

実際K240 Studioと比較しても、ATH-AVA500のほうが音場が広く、音の圧はこちらのほうがややマイルドに感じます。

また、音の解像度もこの価格帯にしては十分すぎるくらいです。

私もこれを購入する際に試聴したのですが、1万円弱のヘッドホンにも負けないくらいの音の解像度があるように感じました。

高音・中音・低音ともにバランスよく、どの音域帯も主張しすぎません。

価格を考えると、非常にバランスよく仕上がっており、簡易的なモニターヘッドホンとしても使用できるのではないかと思います。

 

デメリット

・曲にも寄るが若干高音(ハイハットの音等)が耳に刺さる感じがある
・若干側圧が強い
・ケーブルが着脱式ではない

 

私はヘッドホンの音のテストをする際、official髭男dismの「Stand By You」をテスト曲としてよく視聴します。
(高音から低音まで出ていて、音圧もあり、音の解像度も高い曲なのでオススメです)

んで、この曲を聴いたときに、Aメロのハイハットの音がほんの若干耳に刺さるような感じがあったんですよね。

ほんの少しですが気になる部分でした。

基本的にはかなりバランスよく鳴らしてくれますが、もしかしたら曲によっては気になるかもしれません。

あとはつけ心地ですね。若干側圧が強めです。

私は頭のサイズが大きいので、最初慣れるまではちょっときつかったです。
(結局上の金属部分を若干無理やり広げて自分の頭に合わせました)

 

AKG「K240 Studio」の使用感

メリット

・音場がATH-AVA500に比べると若干近め
・音の解像度も若干こちらのほうが上に感じる
・高音から低音までバランスよく出ている
・着脱式のケーブル

 

こちらはモニター用ヘッドホンとして開発された開放型ヘッドホンです。

音の解像感も高くまとまっており、低~中価格帯のモニターヘッドホンとしてはかなりコスパのいいモデルなのではないかと思います。

ATH-AVA500に比べ、若干音場が近く感じるため、この点はメリットでありデメリットでもあります。

ATH-AVA500がかなり聴き疲れしにくいようなヘッドホンだったので、ソレに比べれば長時間の視聴には向かないかもしれませんね。あくまでATH-AVA500と比べればの話ですが。。

音の解像度もこちらのほうが上に感じます。今まで聞こえにくかった音が若干聞き取りやすくなりました。

高音・中音・低音とてもバランス良く出ています。

全体的に一言でまとめると「かなりコスパの良い、優等生なモニターヘッドホン」といった感じでしょうか。

また、ケーブルが着脱式なのもメリットの一つだと思います。

私はまだやったことないのですが、ケーブルを変えることで音の質が変わるなんていう話もあります。

もしケーブルが断線したときに交換できるのもメンテナンス面から考えてメリットになり得ますね。

 

デメリット

・イヤーパッドが若干蒸れやすい

強いて言えば、イヤーパッドが密閉型のヘッドホンに多い合成レザー?生地のようなものなので、若干蒸れやすいのはデメリットですね。

 

私としてはどちらを勧めるか

目的がハッキリしているなら答えは簡単です。

映画を長時間見ることが多いならオーテクのATH-AVA500、音楽を聴くことのほうが多いならAKG K240 Studioです。

 

ただ私のように映像も見るし音楽も聴く、というタイプの人だったら…

個人的にはAKG K240 Studioを勧めたいですね。

 

3000円弱の価格差の違いはあると思います。

音の解像度の面ではやはりAKG K240 Studioのほうが一枚上手なので、ここが一番大きいです。

全体的な音のバランスもこちらのほうが良いと感じます。

メンテナンスのしやすさから考えても、やはり価格分の差はあると思います。

 

ATH-AVA500は良くも悪くも「良い感じに上手いこといい音にまとめてくれてる」のに対し、K240 Studioは良くも悪くも「原音に忠実」です。K240 Studioはモニター用ヘッドホンなので当たり前っちゃあ当たり前ですが。

 

ATH-AVA500も価格を考えれば非常に優秀なヘッドホンであることは確かなので、7000円は出せない、ただちょっといいヘッドホンが欲しい、という方にはATH-AVA500も十分選択肢に入ると思います。

 

まとめ

そもそもATH-AVA500はオーディオビジュアル向けのヘッドホンであり、K240 Studioはモニター用ヘッドホンなので、比較としてはあまり意味のないものかもしれませんが…

 

どちらも開放型ヘッドホンの中では、価格を程よく抑えており、全体的にバランス良く解像度も高く鳴らしてくれるという点では、とても良い選択肢になるのではないでしょうか。

是非自分の用途にあった、良いヘッドホンに出会えることをお祈りしております。

 

ではではー。

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