(筆者が持っているのがPS4 Proなのでそれ前提で書いていますが、恐らく(ほぼ間違いなく)PS4、PS4 Slimでも問題なく使えると思います。ただ筆者が動作確認したのはPS4 Proのみなのでそこは自己責任で。)
ミチルです。
PS4でXLR接続のダイナミックマイクやコンデンサーマイクを利用したいと思ったことはありませんか?私はあります。


というわけでちょっと調べてみたんですが、どうやらベリンガーのUM2というUSBオーディオインターフェースがPS4で使えるという情報を目にしたので、颯爽と買ってみました。
買ってきた

はいドーン!
PS4と付属のUSBケーブルで繋ぐと…

USBのオーディオ機器として問題なく認識されました。
これは恐らく、UM2がPS4の標準USBオーディオドライバ(USB Audio CODEC)で動くのが理由だと思います。
(このUM2、Windows10のPCでも標準USBオーディオドライバで動きます)
一般的なオーディオインターフェースは、メーカーHP等からドライバを入手してインストールすることで動くものが多いのですが、このUM2はそれが必要ありません。
だからPS4でも問題なく動くというわけですね。
オーディオインターフェースがIN・OUTともに問題なく動くということは、PS4の音声を全てこのUM2で一元化できるというわけですね。やったぜ!
スピーカーを背面に繋ぎ、ヘッドホン端子にヘッドホンを挿し…(ヘッドホン端子は6.35mm(ステレオ標準プラグ)なので3.5mm(ステレオミニプラグ)のヘッドホンやイヤホンの場合は変換アダプタを噛ませる必要があります)
これでわざわざPS4のコントローラーにヘッドホンを抜き差しする必要もなくなります。
コンデンサーマイクでの入力
そして入力、コンデンサーマイクですが…

問題なく利用できました!(コンデンサーマイクの場合はUM2背面のファンタム電源をオンにする必要があります)
コンデンサーマイクは入力感度が大きいので、MIC/LINE1つまみは5~7割程度で大丈夫です。

ダイナミックマイクでの入力
ダイナミックマイクを接続する場合は、絶対にファンタム電源をOFFにしてください。
間違えると、マイクやオーディオインターフェース、果てはPS4も故障する可能性があります。
いやPS4は多分壊れないと思うけど、ダイナミックマイクとオーディオインターフェースは多分故障します。
ダイナミックマイクは入力感度がコンデンサーマイクに比べて小さいので、MIC/LINE1つまみはほぼ全開で良いと思います。
PS4のオーディオ環境が整いました
というわけでPS4にオーディオインターフェースを導入して、高音質なオーディオ環境が整えられたというわけでした。めでたし。
今回使用した機材は以下のとおりです。私が普段利用しているコンデンサーマイクとダイナミックマイクを使用しました。
オーディオインターフェース:ベリンガー UM2
コンデンサーマイク:Presonus M7
(Amazonにないのでリンクは省略。XLR接続の一般的なコンデンサーマイクで問題ありません)
ダイナミックマイク:SHURE PGA48
(こちらもXLR接続のダイナミックマイクであれば問題ありません)
まとめ
というわけで、ベリンガーのUM2はPS4 Proで問題なく使用できたわけですが…
恐らくPS4でのUSBオーディオインターフェースの利用やファンタム電源の利用は本来の使用としては想定されてないものではあると思うので、あくまで自己責任でよろしくお願いいたします。
気になるのは、ベリンガーのUM2以外のUSBオーディオインターフェースは利用できるのかってところではありますよね。
ベリンガー UM2は標準ドライバで動くものなので問題なく使用できましたが…Windowsの標準ドライバで動く他のオーディオインターフェースはPS4で利用できるのか。
流石にオーディオインターフェースをポンポン買う余裕があるわけでもないので、今回の検証はここで終わりにしておきます。
この記事がなにかの参考になれば幸いです。
ではでは。
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